「岩接着・DKボンド工法」とは、文字どおり「接着剤をもって岩塊の亀裂を相互接着して一体化し、力学的重心を後背移動することによって、崩落の防止を図る工法です。 1995年発生の阪神淡路大震災の震央に近接する施工地でいずれも変状がなく、各行政機関でその防災効果があらためて評価されています。
この工法は全国45都道府県で2500件にのぼる採用実績があります。
岩盤法面
転石型法面
突出した巨岩
【施工手順 1】
仮設工・足場組立
作業構台 足場工 運搬仮設工
【施工手順 2】
清掃工・水洗工
清掃工は、接着工において最も重要な作業です。
【施工手順 3】
清掃工(ワイヤーブラシ)
接着するためには、風化した表層をケレン作業によって除去します。
【施工手順 4】
目地工
目地モルタルは、充分指圧を加える。亀裂の広い箇所は石片を利用して練石積の要領で目地工を施工します。
【施工手順 5】
注入工
注入時(注入口)の圧力は自然圧でおこない、圧入はさけます。